いたずらごころをわすれない

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毒身代わり守る

 

ポケモンの戦術の一つ。

相手を毒(やけど)にして身代わり+守るでターンを稼いで処理する。

ギルガルドヒードランスイクンエンテイボルトロス辺りで行われることが多い。

 

最近私は放電毒々身代わり守るの技構成のボルトロスを使っていた。

相手によっては非常に強力でこのポケモン1匹で詰ませてしまうことさえあったが、

圧倒的採用率を誇るガルーラとゲンガーに不利を取ることが弱かった。

考えてみれば上に挙げたポケモンたちは皆ガルーラとゲンガー両方に強いと言えない。

ガルーラとゲンガーは後出しから処理するのが非常に難しいポケモン

身代わり+守るは非常に読まれやすいが故に簡単にその二匹の後出しを許すことになる。

それを意識するなら交換読み等、択を合わせる立ち回りが必要になってしまう。

以上よりあまり強いと感じなかった。

またボルトロスに関していえば鋼に対して有効打がない、フェアリーが等倍であるなどの弱い要素がある。

 

よって上記の問題点を解決できるポケモンを探した結果、

フェアリーは等倍だが、他を満たしているバシャーモが候補にあがった。

加速で遅い素早さも補えるので身代わり+守るとの相性も良い。

すでに考察している方がたくさんいるので今更といえば今更。

 

 

 

以下のバシャーモの持ち物はすべて食べ残し。

 

候補1

火炎放射 毒々 身代わり 守る

161-xx-92-178-94-122

 

毒殺に特化した型。

ガルーラに見た目強い点を生かして格闘技を切った。

ガルーラに守る→身代わりと選択して受けに来たクレセリア等に毒を入れる。

技4つすべて割れるまでガルーラは出されない(はず)。既に怪しい。

 

 

候補2

火炎放射 飛び膝蹴り 身代わり 守る

161-145-81-178-91-122

 

ある程度汎用性がある型。

毒を他で撒く必要がある。

毒菱展開がまず思いつくがクレセリアに毒が入らないのが弱すぎる。

 

 

あれこれ考えていたけどやっぱり技スペースがあと一つ足りない。

調整はメガゲンガーを放射2発でだいたい仕留められるC特化で、

Sは1加速で最速ジャローダ抜きとした。

HPは16n+1になる161か177だと思うけど177まであげるとSが悲惨なことになるので161。

 

ボルトロス使用時の問題点をある程度解決できたように思えたが、

他の問題が出てくる。

このポケモンが他の身代わり+守るをするポケモンと比べてかなり異なる点は、

サイクルを回せないところにある。

無効にできる技がほぼなく、後出しできる数値もない。

さらに毒を撒くポケモンと強い並びを作れない。

毒を撒くポケモンの代表としてクレセリアがいるが、クレセリアが隙を見せるフェアリーやボルトロススイクンなどに強くない。

 

つまりサイクルを回さない展開構築の方が良いということだけど全然強い並びを考えられなかった。

この記事のベースを書いたのはS13終了時点辺りで、

今となっては放射放射を高乱数で耐えてくるメガゲンガーも考慮する必要があるのでガルゲンに強いという特徴も怪しくなってしまった。